2015年、当時住んでいた東京でふらっとBARに立ち寄ると、OREGON CIDER FESTIVALというイベントをやっていた。
「ハードサイダー?」興味本位で飲んでみたその1杯が、僕の人生を変えてしまった。
ビールでも、ワインでもない。軽い呑み口、でもしっかりと味わいのあるボディ。「これだ!」と思ってしまった。
その後、りんごを作れる畑、サイダーを醸造できる環境を探し、2017年に八ヶ岳の麓、山梨県北杜市に家族とともに移住。
自宅裏に400坪のりんご畑を開梱し、サイダーの作り方を学びながら、醸造免許の取得に向けて動きながら、醸造所も竣工。
現在は委託醸造したハードサイダーを販売。2024年秋、自社工場での醸造を目指しています。
About Gabba Gabba 8
Gabba Gabba 8は、八ヶ岳南麓に拠点を置くハード・サイダー・メイカー。
ハード・サイダーを生産することを通して、メインストリームから外れている人や、道のないところに自分で道を切り開く人を応援したいと考えている。
合言葉は“変わり者でいいじゃないか(Stay Weird)”。
原料には人工的なものは使わず、地域の特産果実を用いてハードサイダーを生産。常識にとらわれずにチャレンジすることを何よりも重要視している。
デザインにも拘り、工場は伊藤維氏に設計を依頼、ラベルや各種グッズはそのときどきでプロアマ問わずに依頼している。工場はアポイントベースで見学も受け入れている。
Gabba Gabba8はNYのパンクバンドRamonesのchant(掛け声)“Gabba Gabba Hey”と八ヶ岳の”8“を組み合わせた造語。Ramonesのコンサートでは行き場のない人を受け入れる掛け声として使われていた。
History
2015年6月 代表が東京で開催されたOregon Cider WeekでCascadia Cider Works Unitedのハード・サイダーに出会い、日本でハード・サイダーを生産することを決意
2017年8月 東京から八ヶ岳南麓へ拠点を移す
2017年12月 30アールのリンゴ畑を開墾
2018年3月 代表がUniversity of California, DavisにてWinemaking Certificate取得
2019年3月 家族で現代ハード・サイダーの発祥地であるポートランドへ研修旅行
2022年10月 山梨県北杜市にて林を取得
2023年3月 工場完成